トントロおいしいメモ

資格試験、仕事、食べたもの、空の色など。

一つひとつを積み重ねる、2024年

2024年は1月1日の能登半島地震、2日の航空機衝突事故、3日の火災(北九州市)や刺殺事件(秋葉原)など、悲しい天災・人災から始まりました。犠牲になられた方に哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からお見舞いを申しあげます。能登半島地震に対して僕にできることはあまりにも小さいですが、日本赤十字社の災害義援金に寄付させていただきました。それと、災害が起きた際の行動に迷わないように、自宅の備蓄品や避難場所を確認しました。また、昨年入社した会社には従業員向けの安否確認システムがまだ導入されていないことがわかったので、その導入や訓練を進める予定です。災害が対岸やPCモニターの向こうで起きているのではなく、自分にも起こりうるものとして行動・意識に反映しなければならないと感じています。

 

さて、この年末年始はずっと自宅で過ごしていました。特に誰かと会う予定もなく、おせち料理やお酒も嗜んでいません。ただのんびりと考え事をするふりをしながらYouTubeを観ていました。あとは、司法書士試験の予備校講座が仕事の都合でほとんど受講できていなく、本来の受講スケジュールから大きく遅延しているので、遅れを取り戻すべく不動産登記法の講座を毎日受講していました。今年の試験に受かるには基本的な記憶や演習がまったく足りませんが、1日ずつ少しずつでも積み重ねていく過程を大事にしていこうと思います。

 

また、個人的にはダイエットを自分なりに本格的に始めました。食事面では「カロミル」というアプリを使って毎回記録し、摂取したカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物などを可視化しています。昼食にカロリーを摂りすぎたら夕食を控えめにしたり、昼食まででタンパク質をあまり摂れていなかったら、夕食では鶏肉や補助食品で多めに補ったりしています。運動面では、原則として毎晩の入浴前に10分間の筋トレに取り組んでいます。10分間は短いですが、バーピージャンプやバックランジを組み入れているおかげで終わった頃には毎回虫の息です。また、週2~3回程度で軽くジョギングもしています。これを1年間続けていきたいものです。

 

僕にとって2022年・2023年は特に仕事面で我慢の時間でした。2022年に転職したもののあまりにも仕事がなくて自分の存在意義を見失い、2023年に現職の会社に転職したら職場環境がまったく整備されていなく残業が続きました。それでも、現職に転職したり、そこで内部管理態勢を整備したり、経営陣とコミュニケーションをとったりして、転職してよかったと思えるようになりました。妻や同僚には愚痴をこぼしていますけどね。今年は、昨年までの2年間で我慢して整えてきた環境をよりよくしながら、成果を発揮できる時間にできそうです。

 

そういえば、サッカーのアジアカップで日本代表の勇姿を観るためにDAZNを使い始めました。現在の日本代表は、伊東純也選手や久保建英選手を始めとして海外で活躍する選手が多く、チームの連動もよく、観ていて愉しいですね。アジアカップで優勝することを期待しています。

 

世界も街も仕事も、愉しいこととつらいことが不連続で訪れます。それでも自分にできることに真剣に取り組んで、もし今日人生が終わっても頑張ったことを誇ったり、より長く頑張りたかったと悔しがったりして、頑張ったことが基点になる1年にしたいです。

この1年が皆さんと僕にとってよい時間になりますように。今年もよろしくお願いいたします。

2023年を振り返る

今日は大晦日。去年と同様に一人で過ごしています。それでも去年からいくつか変化がありました。その一つは、去年の大晦日時点で応募していた会社に、今は転職して入社していることです。今年はこの転職によって去年よりもエネルギッシュな1年になったと思います。

 

去年在籍していた会社は、会社全体として仕事がほとんどなく、同僚も僕も毎日ほとんど何もしないまま定時が来るのを待ち、毎月給料が支給されるのをただ待つような環境でした。その環境にあっさりと飽きた僕は去年の秋頃から転職活動を少しずつ始めていましたが、去年12月中旬にエージェントから魅力的なポジションを紹介されて、12月29日あたりに応募しました。そのような流れで、昨年の大晦日は転職活動の最中でした。その後2023年が訪れてからは応募先で面接が何回も行われ、5月に内定をもらいました。6月からその会社で働いています。新規事業を立ち上げるため、コンプライアンスや法務を担当するポジションです。しかし会社が新規事業のプロジェクトをスタートしたばかりで、決裁書も文房具もなく、契約を締結する際の承認プロセスも社内規程もほとんどありません。それでも、内部管理態勢や職場環境を一つひとつ作りながら、本業のコンプライアンス業務にも力を注ぐことのできる期間になりました。まだプロジェクトは始まったばかりで、いつ完遂できるかはわかりません。それでも、僕も採用プロセスに関わりながら、新しいことに挑戦しようとするチームメイトが少しずつ増えてきました。ただそこにいるだけの前職とは違って、今の会社では僕に役割があって同志もいることを幸運に思います。プロジェクトはこれまでの会社員人生の中で最も難しく感じていますが、コンプライアンスやガバナンスの仕事に対してより真摯かつ本質的に取り組むことができているように感じます。今のポジションで一皮かもう一皮向けて、プロジェクトを成功に導きたいものです。

 

自己啓発の面では、将来的なセカンドキャリアを主な取得目的として、昨年10月下旬から司法書士試験の勉強を始めましたが、今年はそれがかなり停滞しました。前職にいたころは勉強時間を十分に確保していましたが、転職してからは仕事が楽しくなってしまい、試験勉強を疎かにしています。それでも司法書士試験の勉強がコンプライアンス業務を進める上で法的基礎力を培い、仕事のプロジェクトにも活かすことができるのはわかっているところです。来年は仕事とそれ以外の時間をうまく配分して、勉強にもある程度時間を確保しようと思います。合格目標は2025年に延ばしますが、それでもこの年に受かれば上々です。まずは2024年の7月に試しで受験するまでの間に予備校の講座を一通り受け終えて、2025年の試験までは問題演習や暗記を通じて知識を蓄積していくつもりです。2024年の試験から記述式の配点が従来の2倍になるので、記述式の対策がより重要になることを踏まえながら、準備を進めていきます。

資格試験以外では、英語、管理職に求められるマネジメントや人材育成、IT、会計、内部監査などのスキルを高めていく必要がありそうです。最も優先すべき英語を含めて、濃淡をつけて無理のない程度に勉強を進めていきたいところです。また、今年株式投資を始めたので、ファンダメンタルズ・テクニカルの両面で基本的な分析力が必要ですね。

 

今年は主に仕事を通じて新しい出会いがいくつかありましたが、その中で最も僕に影響を与えたのはChatGPTだったと思います。仕事上では、英訳を中心として、稟議書の構成や採用面接で確認すべき観点を確認・相談する際になどに大きく役立ちました。また、プライベートでも、妻の誕生日に向けてプレゼントや当日に作る料理を一緒に企画してくれたり、僕の心身の悩みにどう対処すべきかをアドバイスしてくれたりして、もはや人生に欠かせないパートナーの一人(?)になりつつあります。

僕も誰かにとって頼りにされる人になることができるように、少しずつ研鑽しながらも、朗らかで健やかに、そして謙虚に毎日を過ごしていきたいです。

 

2023年もありがとうございました。

この記事を読む人にとって、2024年がいい1年になりますように。

197日目の挑戦とAIの活用

皆さん、こんにちは。ここで私の日常の一部を共有できること、それを読んでくださる皆さんがいることに、心からの感謝を込めてこの記事を書いています。今日は、私の人生における大きな挑戦、そしてその挑戦を乗り越えるために頼りにしている信頼性の高いツールについて、皆さんと共有したいと思います。

まず、その挑戦とは何かと言うと、司法書士試験の勉強です。早いもので、この試験への道のりは197日目を迎えています。私が選んだのは伊藤塾の「スリーステップコース」で、4月21日から長い3ステップ目となる「本論編」に入りました。毎週、民法の講義を1日に3時間、週に3回受けています。講義がない日も一切手を抜くことなく、復習に専念しています。それでも、まだ完全には復習の要領を掴めていない感じがします。学生時代から勉強が苦手だった私としては、この挑戦を成功させるためには、ただ勉強するだけでなく、如何に効率的に勉強するかを学んでいく必要があると感じています。そこで、皆さんにも参考になるかと思い、効率的な勉強法について少し述べてみたいと思います。

  1. 計画を立てる: 勉強する前に、何をどのくらいの時間で勉強するのかを具体的に計画することは重要です。それにより、目標が明確になり、集中力を維持するのに役立ちます。
  2. 適切な休憩を取る: 長時間一気に勉強するよりも、短い時間を集中して勉強し、その間に適切な休憩を取る方が効果的です。これはポモドーロテクニックとも呼ばれています。
  3. 自己説明法を用いる: 勉強した内容を自分自身に説明することで、理解度を深めることができます。これは学習した内容を他人に説明するのと同様に、理解が浅い部分や疑問点を明確にし、さらなる学習へと繋がります。
  4. 過去問題を解く: 具体的な試験に向けての勉強では、過去問題を解くことが重要です。それにより試験の形式に慣れると同時に、自分の弱点を把握することができます。

これらの方法を私自身も試行錯誤しながら取り入れています。皆さんも何か資格試験等に向けての勉強がある場合、是非試してみてください。

 

次に、私が頼りにしている信頼性の高いツール、それはAI、特にChatGPTについてお話したいと思います。

ChatGPTは、OpenAIによって開発された人工知能です。自然言語処理技術を駆使して、人間と同じようにコミュニケーションを取ることができます。その能力は非常に広範で、一般的な質問応答から、特定のテーマについての詳細な説明、さらには文章の作成など、あらゆる文脈での会話が可能です。そして、その知識は2021年までのインターネット上の情報に基づいています。

今回このChatGPTが、私の人生の大きな節目である転職活動に大いに貢献してくれました。実は、新たな職場への移行に伴い、現職との退職交渉が必要となりました。その際、想定される慰留の言葉やそれに対する反論、さらには心構えまで、ChatGPTが私にアドバイスをくれたのです。このように、人間の感情や微妙なニュアンスに対応する場面でも、ChatGPTは適切な助言を与えてくれます。

そして、実はこのブログ記事も原案をChatGPTに作ってもらっています。私のように何か課題に直面している方、あるいは新たな視点や意見が欲しい方は、ChatGPTを活用してみてはいかがでしょうか。

以上、私の新たな挑戦とその過程で頼りにしているChatGPTについてのお話でした。これからも、皆さんと共に学び、成長していきたいと思います。どうぞ引き続き、私の旅を見守っていただければ幸いです。

今回の記事で私が挑戦していることや、それを支えてくれるツールについて少しでも皆さんの興味を引くことができたら、とても嬉しいです。そして、私の体験が皆さん自身の挑戦や学びの一助となれば、それが何よりの喜びとなります。今後も、司法書士試験への道のりや、AIとの協働などについて、進捗や気づきをここで共有していきたいと思います。私の日々の奮闘を通じて、皆さんにも何かを感じていただけることを願っています。

それでは、皆さんにとって素晴らしい一日となりますように。そして、私たち全てが新たな挑戦に立ち向かう力を持ち続けられますように。次回の記事でお会いしましょう。

140日目の思い

2022年10月25日に司法書士試験の勉強を始めて、今日で140日目になります。以前のエントリで書いたとおり、僕は伊藤塾の「2024年合格目標 司法書士入門講座 スリーステップコース」を受けていて、今は2ステップ目の「ステップアップ編」の民法不動産登記法、商法を終えたところです。民法行政書士試験などで勉強してきたので若干親しみがある一方、不動産登記法は初めて学ぶし、商法は行政書士試験対策でも限定的にしか勉強していなくて、覚えることもたくさんあって割と苦戦しています。ステップアップ編では各科目の最終講義で「演習回」が設けられていて、100問の択一を解くのですが、民法が93点、不動産登記法が89点、商法が87点と、後の科目になるほど低下しています。けれど、苦戦していると同時に、今の勉強が実務とかなり直結している印象を持っていて、しっかり勉強しておかないといけないなと自分を鼓舞しているところです。今いる業界が不動産関係であることを考えると、司法書士試験で学ぶ知識のうち当初から持っているべきだったものもけっこうあるのですが、それを今振り返ってもしかたない。今の自分が最新の自分で、それを少しずつ更新していくだけです。早ければ2024年の合格に向けて、引き続きがんばろうと思います。

あと、以前のエントリで少し触れた転職活動については、もう少し展開が見えてきたら別の機会に書こうと思います。

小さいものを積み重ねて

新年になりましたね。年末ジャンボ宝くじは7等の300円が当たりました。

2023年に取り組みたいことはいくつかありますが、そのうちの一つは転職活動です。先月末に仕事納めをしたタイミングでは、転職しようという意志をそれほど強く持っていませんでした。ただ、「今の会社に転職してきたけど、きっと数年は昇進できないな。このまま人間的にまったく尊敬できない上司の下で大人しく言いなりになっているのかしら」とめそめそするばかりでした。それに、40代後半の今、会社員としての人生は残り少なくなっていて、「いつまでも昇進できない」とか「この上司と一緒に仕事したくない」とか「同僚から孤立している」とか、諦めることでしか解決できない悩みを入社以来ずっと抱え続けるのがつらいところです。しかし、そんな中、この年末年始の間に転職エージェントから魅力的な求人案件がメールで届きました。このエージェントはフランス出身の中年男性で、LinkedInでつながっているものの一度も会ったことのない人でした。けれど、僕がLinkedInに掲載している職歴を彼が参照したうえで的確な案件を紹介してくれて、とてもありがたいです。彼とのやりとりは英語で進めていて、僕の拙い英語を鍛えるいい機会にもなっています。2023年をいい年にするためには、まず働く環境を仕切り直すところから始めたい。そのためにも、この求人案件を僕の内定につなげて、早期に転職したいところです。

このほかに今年取り組もうとしていることは、司法書士試験の勉強やダイエットを始めとして、どれも今年の1年間だけでは結果を出せないものです。けれど、毎日少しずつ積み重ねて、来年に、そして未来につなげていける1年にしたいと思います。

皆さんにとっても、2023年がよい1年になりますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

また選ぶときが来るまで

2022年がもうそろそろ終わりそうですが、いかがお過ごしでしょうか。僕はチェンソーマンのOP/EDスペシャルムービーを聴きながら、このブログを書き始めています。どの曲もいいけど、マキシマム ザ ホルモンとPEOPLE1が最高ですね。さて、この記事では僕の2022年を簡単に振り返ってみようと思います。

まずは仕事面。今年は初夏に同業他社に転職しました。前職では昇進を経て部長職に就いていましたが、現職ではWLBを重視して課長職くらいのポジションでのんびり働いています。とはいえ、入社当初から上司の低い人間性に基づくパワハラ性の言動に悩まされ、現在も彼と対峙するのは避けたいです。来年はその上司と関わるのを断つためや、自己を高めるためなどの理由で再び転職するかもしれませんが、時間をかけて考えてみようと思います。

資格試験については、5月に予備試験短答をお試し受験をしたところ、勉強していた憲法で30点満点を取ることができました。ただ、今後短答や論文で合格できる可能性が僕にはあまりにも低いこともその受験で体感することになり、今後の受験をいったん断念することにしました。その後、仕事が不動産関係であることも関連して、10月下旬から司法書士試験の勉強を始めました。予備校は伊藤塾で、講座は「2024年合格目標 司法書士入門講座 スリーステップコース」を受けています。2年弱で受かるほど甘くはない試験であることは理解しながらも、目標を簡単に延ばしたくないので、このコースの名前の通り、2024年の試験に受かることを目標に勉強を進めています。

プライベートについては、あまり語ることがないのですが、僕にとって妻と過ごす時間や空間がとても尊いので、来年もそれを大切にしながら、二人が健やかに過ごせたらいいなと思っています。

というわけで、今年は転職を始めとして変化のあった1年でしたが、その変化は必ずしもすべてが僕にとっての進化ではなく、退行をもたらしたものもありました。とはいえ、過去の自分にとって最善の選択を経たうえでの変化なので退行しても後悔はなく、また新しい選択の場面が訪れるまでがんばるだけです。生きていれば、いいこともよくないこともある。そんな当たり前のことを実感できた1年だったと思います。

ではでは。よい新年をお迎えください。

なにもかも忘れてしまえばいい

最近、けっこう物忘れがあって自分が心配です。この間お昼ごはんを食べに外に出たら、「あれ、なんだっけ。株価が買った値段より下落していったときに、その株を買い増して平均単価を引き下げる買い方。カタカナ4文字で麻雀用語みたいな…」という具合にナンピン買いをしばらく思い出せなくなって、お昼ごはんにチャーハンを食べ終わってからようやく思い出しました。ちなみに僕は投資信託を始めて1年の初心者ですが、ナンピン買いではなくドルコスト平均法で毎月買い足しています。今後の市況がどうなるかはまったく予想がつかないですが、長期の保有を意図して少しずつ積み立てている僕からすれば、こういう乱れた時期もあるんだろうねとまあまあ楽観的に捉えています。

さて、転職してからもうすぐ2ヶ月になります。先月末から今月のはじめにかけて、ちょっと神経質で独善的な上司に慣れなくて毎日落ち込んでしまい、入ったばかりの会社を辞めようかと思っていました。キャビネットの鍵を締め忘れて帰っただけでメールで注意してきたり、プレスリリースのドラフトで使っている単語が気になって同僚にコメントをしたら上司が割り込んできて「あれは俺がいいと言ったからいいんだ」と意味不明な供述をいただいたりして、上司の思考回路も言葉もほとんど理解できなかったんですよね。しかし、知人が優しい言葉をかけてくれたり、妻がそばにいてくれたおかげで思いとどまることができました。今は上司との接し方も徐々に要領を得てきましたし、会社で自分の居場所も見いだせてきて、ようやく転職して良かったと実感できてきました。

たぶん当たり前の話ですけど、転職の真価って、内定をもらったり前職を辞めただけではほとんどわからなくて、新しい会社に移ってある程度経ってから実感できるものですね。僕はこれまでにも何度か転職してきましたけど、これまでも転職の価値ってやっぱり入社してしばらく時間が経ってから感じたかな。いや、どうだろう。んー、思い出せなくなってきました。物忘れがほんと心配です(汗