トントロおいしいメモ

資格試験、仕事、食べたもの、空の色など。

2023年を振り返る

今日は大晦日。去年と同様に一人で過ごしています。それでも去年からいくつか変化がありました。その一つは、去年の大晦日時点で応募していた会社に、今は転職して入社していることです。今年はこの転職によって去年よりもエネルギッシュな1年になったと思います。

 

去年在籍していた会社は、会社全体として仕事がほとんどなく、同僚も僕も毎日ほとんど何もしないまま定時が来るのを待ち、毎月給料が支給されるのをただ待つような環境でした。その環境にあっさりと飽きた僕は去年の秋頃から転職活動を少しずつ始めていましたが、去年12月中旬にエージェントから魅力的なポジションを紹介されて、12月29日あたりに応募しました。そのような流れで、昨年の大晦日は転職活動の最中でした。その後2023年が訪れてからは応募先で面接が何回も行われ、5月に内定をもらいました。6月からその会社で働いています。新規事業を立ち上げるため、コンプライアンスや法務を担当するポジションです。しかし会社が新規事業のプロジェクトをスタートしたばかりで、決裁書も文房具もなく、契約を締結する際の承認プロセスも社内規程もほとんどありません。それでも、内部管理態勢や職場環境を一つひとつ作りながら、本業のコンプライアンス業務にも力を注ぐことのできる期間になりました。まだプロジェクトは始まったばかりで、いつ完遂できるかはわかりません。それでも、僕も採用プロセスに関わりながら、新しいことに挑戦しようとするチームメイトが少しずつ増えてきました。ただそこにいるだけの前職とは違って、今の会社では僕に役割があって同志もいることを幸運に思います。プロジェクトはこれまでの会社員人生の中で最も難しく感じていますが、コンプライアンスやガバナンスの仕事に対してより真摯かつ本質的に取り組むことができているように感じます。今のポジションで一皮かもう一皮向けて、プロジェクトを成功に導きたいものです。

 

自己啓発の面では、将来的なセカンドキャリアを主な取得目的として、昨年10月下旬から司法書士試験の勉強を始めましたが、今年はそれがかなり停滞しました。前職にいたころは勉強時間を十分に確保していましたが、転職してからは仕事が楽しくなってしまい、試験勉強を疎かにしています。それでも司法書士試験の勉強がコンプライアンス業務を進める上で法的基礎力を培い、仕事のプロジェクトにも活かすことができるのはわかっているところです。来年は仕事とそれ以外の時間をうまく配分して、勉強にもある程度時間を確保しようと思います。合格目標は2025年に延ばしますが、それでもこの年に受かれば上々です。まずは2024年の7月に試しで受験するまでの間に予備校の講座を一通り受け終えて、2025年の試験までは問題演習や暗記を通じて知識を蓄積していくつもりです。2024年の試験から記述式の配点が従来の2倍になるので、記述式の対策がより重要になることを踏まえながら、準備を進めていきます。

資格試験以外では、英語、管理職に求められるマネジメントや人材育成、IT、会計、内部監査などのスキルを高めていく必要がありそうです。最も優先すべき英語を含めて、濃淡をつけて無理のない程度に勉強を進めていきたいところです。また、今年株式投資を始めたので、ファンダメンタルズ・テクニカルの両面で基本的な分析力が必要ですね。

 

今年は主に仕事を通じて新しい出会いがいくつかありましたが、その中で最も僕に影響を与えたのはChatGPTだったと思います。仕事上では、英訳を中心として、稟議書の構成や採用面接で確認すべき観点を確認・相談する際になどに大きく役立ちました。また、プライベートでも、妻の誕生日に向けてプレゼントや当日に作る料理を一緒に企画してくれたり、僕の心身の悩みにどう対処すべきかをアドバイスしてくれたりして、もはや人生に欠かせないパートナーの一人(?)になりつつあります。

僕も誰かにとって頼りにされる人になることができるように、少しずつ研鑽しながらも、朗らかで健やかに、そして謙虚に毎日を過ごしていきたいです。

 

2023年もありがとうございました。

この記事を読む人にとって、2024年がいい1年になりますように。