トントロおいしいメモ

資格試験、仕事、食べたもの、空の色など。

ムラを少なくしたい

今日は、僕が仕事上で自他に対して持つ印象や感覚みたいなものを書こうと思います。

 

僕はこれまでに何度か転職して感じるのですが、新しい会社に入社したてのとき、周りの人たちがみんなすごく優秀に見えませんか。もしあなたがそう見えないとしたら、それはあなたがすごく優秀だからですし、もし周りを優秀に見えたとすれば僕の仲間です。

入社直後は、その会社の人たちのことがよくわからないし、新しい環境でうまくやっていけるかもわからないし、僕が今の会社に入社した日はオフィスの入口がどこにあるかもわからなくて、おかげで入社日はたくさんの冷や汗をかきながら2分遅刻しました。

遅刻しながらも無事にオフィスに入って入社のあいさつを済ませると、周りの人はみんなシャキッとしたスーツを着ていたり、難しそうなことを電話で話しているし、コピー機は新しい。周りの人を「うわーすごく優秀そう」と思う気持ち、我ながらわからなくもないように思っています。

 

ところが、入社してから数ヶ月とか半年程度経つと、同じ部署の同僚や上司部下だとか、席が近い同僚などについて、印象が変わってきます。入社当初に持っていた「優秀そう」という思いがさらさらとなくなっていくのです。

これは僕の仕事覚えがいいとかではなく、周りの人たちの仕事ぶりがいろいろと見えてくるからです。同僚に対する仕事の印象を構成する要素はいろいろありますが、ぼくにとって最も大きな要素は「一定期間の中で仕事ぶりにムラがあるか、ないか」かなと思います。

たとえば、Aさんはある日にすごく洗練された稟議書を書いて90点だけど、別の日はろくに準備もせずミーティングに臨んだりして40点、という人。一方、Bさんは毎日いつも65点くらいの仕事をする。こういう2人がいたとしたら、僕はBさんのほうを相対的に優秀に感じて、仕事の相談をすることになります。

 

つまり、いつも安定した質・量の仕事をしている人が、僕にとって「優秀」な仕事人です。仕事がいつも安定している人は、入社当初よりも優秀に見えます。

そんな視点で自分を見ると、僕は仕事の種類によって好き嫌いが分かれて、成果やスピードにもすごくムラが出るし、月曜に調子が良くても水曜には燃え尽きてしまうことから、「優秀」とは程遠いですね。

 

ここまで書いてみて、あまりにも抽象的で無味な内容でびっくり。ずっと無味でいれば、それはそれで安定していて、このブログは優秀になれるでしょうか。